転職してきて病んだ人について

私が働いている部署に中途採用として
入社してきた方の話です

 

上司の指導が厳しかったのか
精神的に参ってしまって
傷病休暇に入り、退職となりました。

 

転職してきた理由は
もともと働いていた会社の業績が
よくなくて将来性がないから。
ここまではよくある話。

ただ、前の会社で何の仕事を担当していた
のか聞いてみるとどうやら
品質管理をずってやっていて
転職前の1年間だけ設計開発を
担当していたとのこと。

 

そして、弊社では設計開発部署に
配属。年齢は30中盤なので
中途入社として最初からそこそこの
レベルを要求されるケースでの転職でした。

 

前職で設計開発を担当していたのは1年間。
しかも分野が違うという。
それもあって上司から基礎的なことを
学びながら仕事を進めていたわけですが
30中盤での中途採用者ということで
要求されることもプロパー7,8年目で
求められるレベルの物でした。

 

そのため上司から
「こんなことも知らないの?」
と言われることが度々あったようです。
そしてそれが積もっていった結果、
精神的に参ってしまい仕事に行くのが辛くなり
傷病休暇取得となってしまったようです。

 

この方が退職に至るまでの話を聞いて
思ったのは
転職時の面接で自分が身に着けている能力と
転職先が求めている能力がどれだけマッチ
しているかすり合わせすることは本当に大切
ということでした。

 

転職を進めた時、現職の状況が辛いほど
内定が出た先に飛びついてしまう気持ちは
わかります。

 

ただ、今回のように自分の能力から
大きくズレたまたは要求がより高い場合、
冷静になって転職するべきか振り返る
必要があると思います。
ミスマッチだったら転職を取り消すことも
一つの選択肢です。

 

特に家族がいるなら尚更。
子供の転校や奥さんの仕事など自分の人生だけ
ではなく周りの家族の人生にも大きな影響を
与えますので。

 

転職したら人生全てが良い方向に
変わるわけではありません。
むしろ転職しない方が良かった
などということも普通にあります。

 


面接で転職先の企業が自分の能力に対して
少しでも認識がズレているなと感じたら
しっかりとすり合わせていきましょう。
転職先の企業以前に転職者本人が辛い状況に
なるのを防ぐために。。。

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