パナソニックのリストラについて

大手電機メーカーであるパナソニックについて
このようなタイトルの記事がでています。



 

パナソニック
「退職金4,000万円上乗せ」で
50歳標的の壮絶リストラ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9be4fe6e6e7a67a1c5a107be05c17d27d801639a?page=1

 

どうやら50~55歳あたりの社員達には
割り増しで退職金を支給するので早々に
辞めて頂こうということらしいです。

 

退職金の上乗せ額は最大4,000万円の模様。
退職希望した人全員がもらえるわけではなく
実績や役職に応じて金額は変わるのでしょう。

 

50歳の管理職には50カ月分上乗せとの
ことなので月給80万円なら上記の
最大4,000万円となります。
管理職ではない担当職でも
月給50万円程度は貰えていると思うので
だいたい2,500万円程度は
上乗せされるものと考えられます。

 

大手メーカーの総合職なら定年退職の退職金は
担当職で2,000~3,000万円程度はもらえるもの
と考えられます。上記の担当職上乗せ分だと
4,500~5,500万円となります。管理職なら
退職金5,000万円程度出る場合もあるので
最大で9,000万円近くまでいくかもしれません。



 

一時的には上記のお金が手に入るとしても
担当職で50歳から60歳の定年までに
平均800万円程度貰えていたら8,000万円の
所得はあるわけですから担当職でも
3,000万円程度は所得減になります。
管理職なら5,000万円ほどの
所得減になるかもしれません。

 

ただし、今回の退職プログラムに
申し出なかった場合は当たり前ですが
上記上乗せはないわけで、

 

今後、パナソニックがホールディングス化
されたとき利益率が低い事業にいたら
上記の退職金割り増しがないだけではなく
退職金自体が減額となるリスクが出てきます。

 

家族のこと、将来のことを考えた上で
判断することでしょう。

 

今まで大した仕事をしてこなかった
人達でも割り増しで退職できるのですから
まだ入社年数が浅い若手社員たちは
面白くないかもしれませんが

 

これから20年、30年先に自分も同じ
状況になるかもしれない。
もしかするともっと過酷な状況に
追い込まれているかもしれないと
考えて日々の仕事、勉強に時間を
使っていきましょう。



 

ちなみにこの退職制度を利用すると
今年の9/30に退職となるようです。
既に5月末なのであまり猶予ないです。

 

10/1からパナソニックが新社長の元
始動するからみたいです。

 

ここで何人退職してそこでいくら
お金が流れたのか注目したいと思います。

 

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