販売実習とは
新入社員が代理店や量販店に販売員として派遣され
自社製品を販売する研修のこと
入社して1カ月ほど経った、GW後ごろに販売実習があります。
昼食代として1,000円/日程度は補助が出ていた記憶あり。
実家付近の中・小規模店舗に派遣される人もいればホテル滞在で
都心の超大規模店舗に派遣される人もいます。
大規模店舗なら同期複数名となのですが
私の場合は前者だったため一人でした。
実家から数駅先の某Y電器。
期間は確か2~4週間程度だったと思います。
最初、代理店の人と一緒に店長にあいさつし
朝出勤したら出勤名簿に記入するよう
代理店の人から教えてもらいました。
販売実習するにしてもどうやってお客さんに接して
どう説明して売ればいいのかわからない。
という方も多いでしょう。
私を含めた新入社員達も同様でした。
一応派遣前に会社側からある程度説明がありました。
自社製品の特長、アピールポイント、販売する際の注意点、
記入用紙の必須項目等。
ただこれも実際の店舗では多少異なる場合があるので
その店舗に合わせて変更しないといけませんでしたが。
販売実習が始まり実感したのは、
- 農村地域は平日もそこそこお客さんが来る。
- 平日は特に年配者が多い
- 皆メーカーから派遣された販売員とか知らないので
他社製品についてめちゃ聞かれる - 販売員世界のルールが存在する
- 一生懸命に説明すると評価して買ってくれるお客さんもいる
平日は他社の販売員や店舗スタッフも土日より少ないのですが
農村地域で自営業の人が多いからか平日でもそこそこお客さんが来ました。
そのため平日の方がむしろ忙しいし
メーカー販売員の私は自社製品を説明し売りやすかったです。
平日は特に年配者が多い件については
土日はファミリー層が多く混雑するから平日に。
また、時間がある年配者がくるのでしょう。
実際店員と話し込んでいる人も一定数いました。
店員と顔見知りになっている年配のお客さんもいたため。
メーカーから派遣された販売員と知らないため
他社製品についてめちゃ聞かれます。
自分が何も事情を知らないお客さん側で俯瞰すれば
イメージつくと思いますが
メーカーのジャンバーを着た人は
メーカーから派遣された販売員だと知っている人はとても少ないです。
そのため、店舗スタッフだと思われあれやこれや聞かれます。
他社の自社製品とまったく関係ないものについても聞かれますし
私の場合、換気扇も対応しました。
あと販売員界のルールがあるようで
これはお客さんが販売員が担当している製品のエリアに来て
販売員Aが製品説明して離れた後に
販売員Bが説明に行ってはいけない。というものでした。
販売員Aからするとお客さんを盗られたとなるようです。
販売員も販売実績で評価されるためシビアなのでしょう。
お客さんからしても色々な販売員から説明受けると
迷ってしまうというのもありますね。
一生懸命に説明すると評価して買ってくれるお客さんもいました。
私が一生懸命説明した結果購入してくれたお客さんの家に
製品が搬入された際、購入前にこちらが聞いていた設置場所の
寸法が合わず入らないということがありました。
そこでキャンセルとだけならず折角一生懸命説明してくれたのでと
寸法が合う別の製品を購入してくれました。
お客さん次第ですがこういう方に出会えると
今後の製品設計頑張ろうと思えるかと思います。
最後に、
販売実習で販売実績上げても
特別ボーナスは出ません!
逆に1台も販売できなくても会社から
怒られることはないのであまり気張らずに行ってください!