新人研修の概要

電機メーカーに4月に入社後、
どの会社でも3か月~6か月程度新人研修が行われます。

だいたいどの会社もやっていることは同じで主に下記となります。



・基礎教育(マナー教育、技術基礎、話し方・伝え方の基礎 etc…)
・現場実習(製造ラインに入って製品組み立てを経験)
・販売実習(代理店や支店、家電量販店で製品を販売する)

基礎教育

基礎教育は社会人としのて基礎を学んでもらう講座です。
私個人の意見としてはマナー教育は大変くだらないものでした。

 

名刺の渡し方や名刺をもらったときに相手に向かって
「お名刺、頂戴致します!」と皆で言わされたり、
缶ビールを使ってビールの綺麗な入れ方等やらされました。

 

尚、マナー教育で学んだことは仕事で一切使いません。
配属後自部署のやり方は先輩達が教えてくれますし、
名刺の受け渡しはそんなに重苦しいものではありませんでしたので。
未だにお名刺頂戴致しますは言ったことないです…



現場実習

現場実習は電機メーカーに限らずメーカーならどこも経験するでしょう。
現場実習の期間は会社によって異なります。

 

自動車メーカーだと3ヶ月~半年以上の現場実習があるところもあります
私が入社した電機メーカーは1か月程度でした。

 

始業時間から夕方定時まで休み時間を除いた全ての時間
立ちながらの製品組み立てが続くので最初の数日間は筋肉痛になります。

 

ずっと立ち仕事なので足の裏の皮が固くなったり重量物を持つ場合は
徐々に筋肉がついてきます。現場に流れている音楽は
作業者達に少しでもストレスを感じなくさせるためのものなのだと実感します。

 

現場実習で体重が減り身体が鍛えられた人も出てきます(笑)。
会社によっては夜勤や休日出勤がある場合があります。
ここが不満に感じる人が多く理由かと思います。



販売実習

販売実習は代理店や支店の担当者に付き添い客先で製品販売の流れを勉強し、
家電メーカーの場合は家電量販店で販売員として製品販売を担当するわけですが
同期が一度全国の店舗に分散されます。

 

大きな店舗では
同期が複数人販売実習先として派遣されますが、
小型店は1人で行く場合もあります。

 

例えば家電量販店でビックカメラやヨドバシカメラは複数名派遣され、
地方のコジマやヤマダに派遣されるのは1名という感じです。

 

販売実習の内容も様々で設備系であれば担当者と客先の商談や
商品紹介の場に立ち会いますし家電系であれば
販売スタッフとして立つことになります。

 

自分の配属先の製品がBtoBかBtoCで別れる感じです。

 

どちらがいいかは人それぞれですが家電系は新人の販売実習とは
知らないので他社の商品についても聞かれ完全にアルバイトとしての
接客を求められるのでそこは辛いと聞きました。

 

設備系であれば決まったお客さんを相手に商談を行うのでまだいいのかなと。



上記3つが電機メーカーの新人研修概要です。
学生時代には経験することのなかった現場実習が入ってきます。
肉体労働であることが多く、手にまめができることもありますが
自動車メーカーに比べれば短期だしひとつの経験と思って過ごしましょう。

 

販売実習は実習先の当たり外れがありますが自分がこれから取り扱う
製品がどういう人に渡っていくのか確認できるいい機会です。

 

無駄な時間と思わず自分がこれから働く業界について製造から
出荷までの流れを現場で見れる最後の機会だと思って臨みましょう
(特に事務系の人は生産ラインに行くこともなく、
実店舗に行くこともないことが多いので本当にこれが最後の機会となります。

 

技術系は生産ラインには何度もいくことになるのでこれがスタートですが(笑))。

これに加えてTOEIC受験と英会話講座受講がありますがそちらは
説明するまでもないと思いますので割愛します。

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